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不正性器出血

不正性器出血ってなに?

月経以外の性器出血を「不正性器出血」と言い、その全てが異常な出血です。
出血というと真っ赤な血をイメージすることが多いと思いますが、色に関係なく、ピンク色でも茶褐色でも、量が下着に付着する程度であっても、通常のおりものと違うところがあればそれは「不正性器出血」です。

不正性器出血の原因は?

不正性器出血の原因は様々です。
月経がある方の場合、その原因の多くはホルモンバランスの乱れや子宮筋腫・ポリープなどの良性腫瘍が主なものですが、中には感染症などの治療が必要になる疾患もあります。
また、閉経後には女性ホルモンの分泌が減少することによる膣粘膜の萎縮から出血することも多いです。
しかし、何より注意が必要なのは、子宮がんからの出血です。

不正性器出血とがんの関係

性交渉後の性器出血は子宮頸がんと、閉経前後の性器出血は子宮体がんと関係があると言われています。
子宮頸がんのワクチンや検診があまり進んでいない日本において、子宮頸がんは年々増加傾向にあり、20代、30代でも子宮頸がんにより子宮の摘出を余儀なくされる方もおられます。
また、子宮体がんは月経が不純になる頃から罹患率が増加し、閉経後不正性器出血の約10人に1人はがんであると言われています。

月経以外に出血があった時、閉経後なのに出血があった時、それは危ない病気のサインかもしれません。
「大丈夫だろう」と自己判断をせず、ぜひ一度ご相談ください。

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