思春期～性成熟期～更年期～老年期へと女性の身体は移り変わっていきます。
そして、それぞれの時期に増えてくる疾患があります。
学校や職場の健康診断で、内科的なことを検査される機会はしばしばあると思いますが、婦人科疾患について調べる機会はあまりないのではないでしょうか。
いつまでも健やかに美しく楽しく人生を過ごすためには、ご自身の体の状態を知り、ケアをしていくことが大切です。
婦人科疾患には自覚症状が出にくいものも少なくありません。手遅れになる前に、早めの検診をお勧めします。

レディースドック基本セット　

婦人科のがん検診をメインとした最もベーシックな健診セットです。近年増加傾向にある子宮頸がんはHPVというウイルスの感染が原因で、一度でも性交渉の経験がある方は誰でも感染するリスクがあります。また、早期の子宮頸がんには自覚症状がありません。最近がん検診を受けていない方はぜひ！
まずは問診にてお話をお伺いした後に、血圧測定、体重測定、尿検査、婦人科診察（内診）、子宮頸がん検診（細胞診）、経膣超音波検査（エコー）を行います。

性感染症（STD）検査

性行為感染症とは、文字通り性交渉により感染する病気のことです。避妊をせずに性交渉をしたり、時にはキスだけでも唾液から感染することもあります。
STDには自覚症状を伴わないことも多いです。しかし、不妊症の原因になったり、知らずに妊娠すると赤ちゃんにも感染してしまうこともあります。
少しでも心当たりがある方は、一度チェックされることをお勧めします。
問診にてお話をお伺いした後に、婦人科診察、おりもの検査、採血にて感染症の検査を行います。最近がん検診を受けられていない方はオプションで子宮頸がん検査も受けられることをお勧めします。

ブライダルチェック

結婚を意識する年齢になってくると、自分の体のことが気になりますよね。
何か疾患が隠れていないか、妊娠できるのか、妊娠した時に問題になる病気はないか。
疾患によっては、妊娠しにくくなるものがあったり、妊娠中に赤ちゃんに影響を与える疾患があったりします。また、子宮頸がんは若い方にも比較的よく見られる疾患です。
結婚や妊娠を考えるようになったら、ぜひブライダルチェックを受けてください。

アクティブエイジングドック

いつまでも健康で美しくありたい、それは誰もが望むことでしょう。しかし、女性の身体は年齢とともに移り変わっていきます。それは、女性ホルモンが変化するからです。
更年期以降、女性ホルモンは急激に低下します。それに伴い、更年期障害、生活習慣病の増加、骨密度の低下など、全身の様々な不調がではじめます。また、婦人科臓器の悪性腫瘍もちょうどこの頃から増加してきます。
更年期かな？と思ったら、早めにご自身の体をチェックしましょう。オプションで骨密度検査もお勧めです。

一般的なレディースドックの他、オプション検査として、感染症検査各種、女性ホルモン検査、甲状腺ホルモン検査、生活習慣病検査などを設けております。また、DXA（骨密度検査）、Inbody（体組成計）、AGE scanner（カラダ年齢測定）も行っております。本格的な不調が出る前に、ぜひ一度、健康診断を受けてください。