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子宮頸がんワクチン

ワクチン接種で自分を守ろう!

子宮頸がんは予防ができるって知っていましたか? 子宮頸がんはHPVというウイルスの感染が原因で怒る病気ですが、このHPVにはワクチンがあります。

小学校6年性から高校1年性相当の女の子は公費により無料で受けることができます。また、現在は厚生労働省のキャッチアップ接種期間であるため、お誕生日が2006年4月1日までの方も、対象になります。

詳しくは下記厚生労働省のHPをcheck 

厚生労働省ホームページ

当院でのHPVワクチンの接種をご検討いただいている患者様へ

当院で接種できるワクチンは次の二種類です。

4価ワクチン:ガーダシル®

定期接種(対象の方は無料で受けられます)

予防できるHPV型
  • 6型(低リスク型)※
  • 11型(低リスク型)※
  • 16型(高リスク型)
  • 18型(高リスク型)

※尖形コンジローマの原因ウイルスです。

9価ワクチン::シルガード9®︎

定期接種(対象の方は無料で受けられます)

予防できるHPV型
  • 6型(低リスク型)※
  • 11型(低リスク型)※
  • 16型(高リスク型)
  • 18型(高リスク型)
  • 31型(高リスク型)
  • 33型(高リスク型)
  • 45型(高リスク型)
  • 52型(高リスク型)
  • 58型(高リスク型)

※尖形コンジローマの原因ウイルスです。

当院では、安心して皆様に接種いただくために、初回受診時にカウンセリングを行っています。カウンセリングのみの際は3,000円頂戴いたします。
接種をご希望いただける方は、3営業日前までにご予約をお願いします。
尚、定期接種のワクチンを後日接種される方は、接種日にカウンセリング料の3,000円をお返し致します。

ワクチン外来の料金設定について

任意接種の場合

4価ワクチン:ガーダシル®︎ 

(豊中市在住の小学校6年生〜高校1年生相当の方は定期接種で無料で受けられます)

  費用(税別)
ワクチン接種 ¥15,000/回

*合計3回の接種が必要です。税抜き、初診料別途要。

9価ワクチン:シルガード9®︎ 

(豊中市在住の小学校6年生〜高校1年生相当の方は定期接種で無料で受けられます)

  費用(税別)
ワクチン接種 ¥30,000/回

*合計3回の接種が必要です。税抜き、初診料別途要。

子宮頸がんとは?

子宮は、膣の出口に近い「頸部」と赤ちゃんを妊娠する場所である「体部」に分けられます。そして、子宮頸部にできるがんのことを「子宮頸がん」と言います。進行がんになると子宮の摘出や放射線療法、化学療法などの治療が必要となり、妊娠ができなくなってしまいます。

子宮頸がんは何歳ぐらいに多いの?

子宮頸がんは20-40代の若い方に増加している疾患で、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因と考えられています。

日本国内では、毎年1万人以上の女性が子宮頸がんと診断され、毎年約3000人が死亡しています。

HPVとは?

子宮頸がんのほとんどは、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因であることがわかっています。このウイルスは性交渉によって子宮頸部に感染し、性交渉の経験がある方のほとんどが一生に一度は感染すると言われています。HPVに感染しても、約90%の人がご自身の免疫力によって自然に排除されます。しかし、約10%の人ではHPVが長期にわたって感染が持続し、異形成とよばれる前がん病変を経て、数年以上をかけて子宮頸がんに進行します。

なぜワクチンの接種が必要なの?

このHPVには抗ウイルス薬がないため、一度感染が定着してしまうと除去することはできません。だから、感染の予防がとても大事なのです。

ワクチンはいつ打ったらいいの?

HPVワクチン接種の推奨年齢は、小学6年生から高校1年生相当の女子(とされています。これは、HPVが性交渉により感染するウイルスであるため、性交渉を経験する前に予防接種を行うと、非常に効果的だからです。9歳から接種が可能で、接種年齢に上限はありません。アメリカでは26歳まで、オーストラリアでは45歳までがワクチンの対象となっております

性交渉の経験があったら、接種しても意味はないの?

既に性交渉の経験がある方、もしくは、既にHPVに感染している方でも、新たな感染を予防するために接種することは有意義であるとされています。

HPVワクチンの副反応について

どんなワクチンにも、副反応があります。副反応は大きく分けて、軽い副反応と重篤な副反応の2種類があり、それぞれについて解説します。

軽度の副反応について

HPVワクチン接種後に見られる軽度の副反応として、発熱や接種した部位の痛みや腫れ、注射による痛み、恐怖、興奮などをきっかけとした失神などが挙げられます。接種した部位の痛みや腫れは80-90%の方にみられる比較的頻度の多いものですが、その多くは数日で改善すると言われています。失神などが起こる頻度は非常にまれと言われていますが、念の為に、接種後30分程度は、椅子に座って安静にし、様子を観察するのが望ましいとされています。

重篤な副反応について

重篤な副反応として、過敏症反応(アナフィラキシー、気管支痙攣、蕁麻疹等)、ギラン・バレー症候群、血小板減少性紫斑病、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)が挙げられています。しかし、これらの副反応は、100~1000万人に1人とされている非常にまれなものです。

子宮頸がんにならないために

子宮頸がんで苦しまないために、私たちにできることは2つあります。HPVワクチンの接種と子宮頸がん検診です。現在、公費(国のお金)で受けることのできるHPVワクチンの接種により、発癌性の高い(ハイリスクの)HPV感染の約50−70%を予防することができると言われています。そして、定期的な子宮頸がん検診により、がんを早期に発見することで、子宮を残す(妊娠する能力を温存する)ことができます。

*詳しくは「がん検診」のページをご覧ください

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